【ITパスポート】マネジメント系に関するメモ

 ITパスポートの「マネジメント系」に関するメモです。

 当サイトにおけるITパスポート関連の記事は、「2022年度(シラバス6.0)にCBTで受験する」ことを前提に、勉強用として作成したメモをベースに公開しています。試験範囲の変更等には対応していないのでご注意下さい。

目次

頻出問題

 平成29年度春期~令和3年度までの全8回分(800問)の過去問(うちマネジメント系162問)を参考に、出題頻度が高いキーワードをざっとまとめました。

 統計データと言えるほど詳細なデータに基づいて分析しているわけではありませんので、あくまでも参考程度にご利用下さい。

  • プロジェクト〇〇マネジメント(スコープ・リスク・統合がやや多い)
  • システム監査

 この2つは非常によく出てきます。他は以下の通り。

  • ITガバナンス
  • SLA サービスレベル合意書
  • WBS 作業分解構成図
  • アジャイル開発
  • ソフトウェア保守
  • ファシリティマネジメント
  • 内部統制

システム開発技術

システム開発のプロセス

要件定義

 システムやソフトウェアに要求される機能や内容を明確化することをいいます。

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システム設計

 要件定義に基づきシステムを設計します。基本的な手順は、システム方式設計(外部設計)→ソフトウェア要件定義(外部設計)→ソフトウェア方式設計(内部設計)→ソフトウェア詳細設計(プログラム設計)、となります。

開発(プログラミング)

 プログラム言語を記述し、動作テストまで行ないます。

テスト

 開発したプログラムのテストを行ないます。基本的な手順は、テスト計画の作成→テスト仕様の設計→テスト環境の設定→テストの実施→テスト結果の評価、となります。

システムの導入と受け入れ

 開発環境から実際に運用する環境へ移行します。基本的な手順は、導入手順の確認→システム導入計画書の作成→導入→受け入れ、となります。

システムの運用と保守

 システム稼働後に利用状況や稼働状況を監視し、システムの安定稼働や経営戦略の変化などに対応するために、プログラムの修正や変更を行ないます。これをソフトウェア保守、またはシステム保守といいます。

システム開発の外部委託

 システム開発は専門とする外部の会社に委託することがあり、一般的な契約の種類としては、請負契約、準委任契約、派遣契約があります。

ソフトウェアの見積もり

 システム開発のコストを見積もるための代表的な方法は以下の通りです。

  • ファンクションポイント法…開発する機能の難易度を数値化して見積もる方法。
  • プログラムステップ法…システム全体のプログラムのステップ数(工数)から見積もる方法。
  • 類推見積法…過去の類似した実績をもとに見積もる方法。

ソフトウェア開発管理技術

ソフトウェア開発手法

 ソフトウェアの開発工程の進め方をソフトウェア開発手法といい、構造化手法、オブジェクト指向などの手法があります。

ソフトウェア開発モデル

ウォーターフォールモデル

 システム開発を各工程に分割し、上の工程から下の工程に後戻りせず順番に進めていく開発モデルです。

スパイラルモデル

 システムをいくつかのサブシステムに分割し、サブシステムごとに要件定義からテストまでを繰り返す開発モデルです。

アジャイル

 システムをより早く、柔軟に効率よく開発するための手法で、XP(エクストリームプログラミング)やスクラムなどがあります。

リバースエンジニアリングとフォワードエンジニアリング

 既存のソフトウェアを解析して、その使用などの情報を取り出すことをリバースエンジニアリングといい、その反対に、仕様を確認した上でソフトウェアコードを作成することをフォワードエンジニアリングといいます。

共通フレーム

 ソフトウェア開発において、作業内容を標準化して用語などを統一した共通の枠組みのことをいいます。

プロジェクトマネジメント

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サービスマネジメント

 サービスの計画立案から設計、移行、提供、改善までの一連のプロセスです。

ITIL(Information Technology Infrastructure Library/アイティル)

 サービスマネジメントの成功例をまとめたフレームワークのことです。

SLA(Service Level Agreement)

 サービスレベル合意書ともいい、サービス内容とレベル目標を明文化したものです。

サービスマネジメントシステム

 サービスマネジメントを適切に実施するための仕組みのことです。

SLM(Service Level Management)

 サービスレベル管理ともいい、サービスレベル合意書の内容に基づいて、目標を達成しているかどうかを継続的に監視し、それを維持・改善していくことです。サービスレベル管理は基本的にPDCAサイクルによって管理します。

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サービスデスク

 ヘルプデスクともいい、サービスの利用者からの問い合わせに対して、単一の窓口(SPOC/Single Point of Contact)を提供し、適切な部署への引継ぎや対応結果の記録と管理などを行なうことです。サービスデスクを一次サポート、上位者や専門部署を二次サポート、一次サポートから二次サポートへ対応を引き継ぐことをエスカレーションといいます。

FAQ(Frequently Asked Questions)

 よくある質問とその回答を対として集めたもので、利用者が問題を自己解決できるようにすることを支援します。

チャットボット

 対話(chat)とロボット(bot)を合わせて作られた造語で、人間からの問いかけにリアルタイムで自動で応答を行なうプログラムのことです。最近ではAIを活用したチャットボットが登場しています。

ファシリティマネジメント

 企業が保有するコンピューターやネットワーク、施設や設備などを維持・保全するための考え方です。無停電電源装置(UPS)や自家発電装置の導入、といった方法があります。

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システム監査

 独立した第三者であるシステム監査人によって、情報システムにまつわるリスクに適切に対処しているかどうかを総合的に検証・評価し、その関係者に助言や勧告を行なうことです。システム監査計画の策定→システム監査の実施→システム監査報告・フォローアップ、という流れで行なわれます。

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内部統制

 健全かつ効率的な組織運営のための体制です。

内部統制の目的

 内部統制には業務活動を支援するための4つの目的があります。

  • 業務の有効性と効率性
  • 財務報告の信頼性
  • 事業活動に関わる法令等の遵守
  • 資産の保全

内部統制の基本的要素

 内部統制の目的を達成するために必要とされる6つの基本的要素があります。

  • 統制環境
  • リスクの評価と対応
  • 統制活動
  • 情報と伝達
  • モニタリング
  • ITへの対応

ITガバナンス

 競争力を高めることを目的として情報システムを活用するために、情報システム戦略を策定してその実行を統制する仕組みを確立するための取り組みのことです。

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