【ITパスポート】要件定義

 ITパスポートの「要件定義」に関するまとめです。

 当サイトにおけるITパスポート関連の記事は、「2022年度(シラバス6.0)にCBTで受験する」ことを前提に、勉強用として作成したメモをベースに公開しています。試験範囲の変更等には対応していないのでご注意下さい。

目次

ライフサイクル

 新たなシステムやソフトウェアを開発・導入する際には、計画、要件定義、設計、開発、テスト、運用・保守、廃棄というサイクルを視野に入れて実施します。

要件定義

 システム化(ソフトウェア開発)の対象となる業務について、必要な要件を定義し、利用者その他利害関係者と開発する機能について合意を得ます。

業務要件定義

 対象となる業務について現行の業務を可視化し、システム開発において新たに構築する業務システムの仕様、システム化の範囲などを定義します。

機能要件定義

 データの種類や構造、処理内容、ユーザインターフェイス、帳票などの出力形式など、業務要件を実現する上で必要なシステムの動作や処理内容を定義します。

非機能要件定義

 処理時間やセキュリティ対策など、機能面以外の要件を定義します。

実際に出題された問題

※問題文の著作権は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に帰属します。

令和3年 問22

業務パッケージを活用したシステム化を検討している。情報システムのライフサイクルを、システム化計画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセス、保守プロセスに分けたとき、システム化計画プロセスで実施する作業として、最も適切なものはどれか。

【ア】機能、性能、価格などの観点から業務パッケージを評価する。
【イ】業務パッケージの標準機能だけでは実現できないので、追加開発が必要なシステム機能の範囲を決定する。
【ウ】システム運用において発生した障害に関する分析、対応を行う。
【エ】システム機能を実現するために必要なパラメタを業務パッケージに設定する。

【解説】業務パッケージを導入する際には、現行の業務モデルとパッケージが適合するか分析する必要があり、これは計画段階で行なうべき事項のため、システム化計画プロセスの内容です。ちなみに他の選択肢は、
【イ】要件定義プロセス
【ウ】保守プロセス
【エ】開発プロセス
となります。

令和3年 問14

ソフトウェアライフサイクルを、企画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセス、運用プロセスに分けるとき、システム化計画を踏まえて、利用者及び他の利害関係者が必要とするシステムの機能を明確にし、合意を形成するプロセスはどれか。

【ア】企画プロセス
【イ】要件定義プロセス
【ウ】開発プロセス
【エ】運用プロセス

【解説】企画プロセスでシステム化計画が決定された後、必要な要件を定義し、利用者その他利害関係者と開発する機能について合意を得て、開発が行なわれます。したがって、問題文の内容は要件定義プロセスとなります。

平成30年春期 問6

システムのライフサイクルプロセスの一つに位置付けられる、要件定義プロセスで定義するシステム化の要件には、業務要件を実現するために必要なシステム機能を明らかにする機能要件と、それ以外の技術要件や運用要件などを明らかにする非機能要件がある。非機能要件だけを全て挙げたものはどれか。
a,業務機能間のデータの流れ
b,システム監視のサイクル
c,障害発生時の許容復旧時間

【ア】a、c
【イ】b
【ウ】b、c
【エ】c

【解説】非機能要件定義は、処理時間やセキュリティ対策など機能面以外の要件なので、bとcが該当します。

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