楽天ポイント通常ポイントのお得な使い方

2023年8月25日

　楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。本記事では通常ポイントのお得な使い方をまとめていきたいと思います。期間限定ポイントについては以下の記事で紹介しています。

　本記事では説明を簡略化するために1％＝100円で1ポイントとして計算していますが、実際に付与されるポイント数は利用内容・金額と計算方法によって異なります。

楽天カードの「ポイントで支払いサービス」

　楽天カードにおいて、月々の支払いに楽天ポイント（通常ポイントのみ）を充当できる「ポイントで支払いサービス」があります。現状、最もお得に楽天ポイント（通常ポイント）を使う方法です。

　他社から交換したポイントは【楽天PointClub】の区分としては通常ポイントとしてカウントされますが、本サービスでの利用は不可です。

　「ポイントで支払いサービス」の優秀なところは、このサービスを使っても楽天カードから付与されるポイント数に影響がない点です。例えば楽天カードの支払金額が10,000円で100ポイント付与される予定だったとして、「ポイントで支払いサービス」で2,000ポイントを充当します。そうすると請求額は8,000円となりますが、楽天カードから付与されるポイントは100ポイントのままです。

楽天市場での一例

　例えば楽天市場で2,000円の商品（税込／送料無料）を購入しようとした場合、全額楽天カードで決済する場合とポイントを1,000円分利用して残りの1,000円を楽天カードで決済する場合は以下のようになります。

　楽天カードは利用額に応じてポイントが付与されるので、全額楽天カードで決済する場合は2,000円に対して計算されますが、ポイントを利用した場合は1,000円に対して計算されるので、付与されるポイント数が少なくなってしまいます。

　上記の例でいえば、楽天市場で購入（支払い）する際にはポイントを使わず、あとから「ポイントで支払いサービス」で1,000ポイント使った方が、トータルのポイント獲得数は多くなるということになります。

楽天ペイで使う

　期間限定ポイントの消化でも紹介しましたが、楽天ペイの利用時にポイントを充当させることができます。楽天ペイのポイント還元率は1％ですが、ポイントを充当させた場合でもポイントは付与されます。

　例えば、以下はいずれも1ポイントが付与されます。

楽天カードを紐づけて100円の買い物をした
楽天カードを紐づけて、50ポイントを充当して100円の買い物をした
100ポイントを充当して100円の買い物をした

　ただし、この場合も楽天カードの「ポイントで支払いサービス」を使ったほうがお得ではあります。結局のところ、いかに楽天カードの利用額を増やしてあとから「ポイントで支払いサービス」でポイントを使うか、です。

例）楽天カードと楽天ペイを組み合わせて2,000円買い物をする

　楽天カードと楽天ペイを組み合わせて2,000円買い物をする（通常ポイントを1,000ポイント所持している）場合を想定します。

　楽天ペイの利用における付与率は1％ですが、事前に楽天カードから楽天ペイにチャージすると楽天カードから0.5％が付与されます。

　楽天カードから楽天ペイに1,000円チャージして1,000ポイントと組み合わせた場合は、

楽天ペイで2,000円（事前チャージ1,000円＋1,000ポイント）買い物をする…20ポイント付与（1％）
楽天カードの請求額が1,000円…5ポイント付与（0.5％）※チャージ分
合計…25ポイント

　楽天カードから楽天ペイに2,000円チャージして、後日「ポイントで支払いサービス」で1,000ポイント使用した場合は、

楽天ペイで2,000円（事前チャージ2,000円）買い物をする…20ポイント付与（1％）
楽天カードの請求額が2,000円…10ポイント付与（0.5％）※チャージ分
合計…30ポイント
「ポイントで支払いサービス」で1,000ポイント使用し、楽天カードの請求額が1,000円になる

　既に説明した通り、楽天カードの請求額に対して「ポイントで支払いサービス」を使っても、楽天カードの利用額に対して付与されるポイントは変わらないので、全額事前にチャージしておいて、後日「ポイントで支払いサービス」を使った方がお得になります。

「ポイントで支払いサービス」一択

　現状、楽天ポイント（通常ポイント）を最もお得に使う方法は楽天カードの「ポイントで支払いサービス」一択です。全額ポイント払いにして請求額が0円になるのは得した感が大きいというのも事実ですが、実際は楽天カードで購入して、後日「ポイントで支払いサービス」を使った方がお得になります。「ポイントで支払いサービス」を使って請求額が減るのもこれはこれで得した感はありますよ。