【MOS】合格しました

　マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）に合格しました。その勉強記録というか備忘録です。

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受験内容

• Word（2019／一般レベル）
• Excel（2019／一般レベル）
• PowerPoint（2019／一般レベル）

ソフトの準備

　元々自宅で使用していたバージョンが2007と非常に古かったので、今回の受験に合わせて2019を用意しました。

テキストの準備

　テキストは「よくわかるマスター」シリーズ（FOM出版）を選択。

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勉強方法

• 実力チェックのためにWord、Excel、PowerPointのランダム試験を各1回…正解率はいずれも7割程度。
• Word、Excel、PowerPointの模擬試験を1周…正解率はいずれも7～8割。
• 1周目で不正解だった問題の解説動画をチェックし、当該部分だけ再挑戦。
• 数日空けて2周目…正解率はいずれも9割以上。実質勉強終了。
• 復習と記事のネタも兼ねてExcelの関数まとめを作成。

　仕事の都合もあってまとまった時間が取れなかったので、最初のランダム試験から2周目が終わるまでに2週間ほど。その後、仕事の都合に加えて自宅の配管トラブルに伴う工事もあって会場の空き状況と予定が合わず、結局全てが終わるまでにちょうど1ヵ月かかりました。

苦戦した部分

　私が仕事でOfficeソフトをよく使っていたのはかなり昔の話で（バージョンでいうと自宅のパソコンでは2007まで、会社のパソコンでも2010まで）、ここ10年ほどはパソコンを使う＝会社の専用システムの使用が多く、Officeソフトを使う場合でも事前に用意されたテンプレートに入力していくだけ（文字入力さえできれば仕組みが分からなくても大丈夫）、という状況。名前は聞いたことがあるけど使ったことがない機能はもちろん、名前すら聞いたことのない機能も結構ありました。

　今回2019を導入しましたが、新たに追加された機能云々以前に、見た目が大きく変わっていたためにパッと見でよくわからない部分も多かったです。

共通

　アクセシビリティチェックや情報（プロパティ、互換、ドキュメントチェック）など。

　プロパティのタイトルやキーワードに指定の文言を入力する、アクセシビリティチェックをして画像や図形に代替テキストを入力する、ドキュメントチェックをして個人情報などを削除する、といった問題はWord、Excel、PowerPoint全てに共通して出題される範囲です。

Word

　今までの仕事では、文章だけで済むようなものは社内の掲示板的な専用ソフトか社内メールが基本だったので、そもそもWord自体の使用頻度が低く、使い慣れていませんでした。

　今回苦戦したのは、変更履歴、脚注、文献など。脚注や文献はさほど難しくはなかったのですが、変更履歴は設定次第で色々できるコマンドなので慣れないと難しいです。

Excel

　関数は今まで合計、平均、最大、最小くらいしか使っていませんでしたし、表はセルに罫線を引いて作成するだけのことが多く（「テーブルコマンド」を使用していない）、グラフに至っては業務で全く使ったことがありませんでした。スパークラインなんて存在自体今回初めて知りました。

　今回苦戦したのは、関数の一部、テーブルやグラフ。関数については以下の記事を参考にして下さい。テーブルやグラフについては、1から作成するというより既存のものを編集する傾向で、テーブルスタイル（オプション）、フィルターを使った絞り込み、グラフ要素、といった辺りはマスターした方がよさそうです。

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PowerPoint

　今までPowerPoint＝POP作成ソフトで、本来のプレゼンテーションソフトとしての使い方を全く把握していない状況でした。

　今回苦戦したのは、画面切り替え、アニメーション、スライドショー、動画やサウンド、マスター表示。切り替えの方向や秒数など細かい部分も多いです。「表示」タブの「マスター表示」は存在自体今回初めて知りましたが、これもなかなか難しいです。

成績と難易度

　試験結果は、

• Word…945／1000点
• Excel…1000／1000点
• PowerPoint…976／1000点

でした。合格ラインはいずれも700点。

　今回勉強するにあたって「よくわかるマスター」シリーズ（FOM出版）を使用しましたが、テキストの方がやや難しいと感じました。今回は諸々の都合でちょうど1ヵ月かかりましたが、実際のところ、今までOfficeソフトをある程度触ったことがあれば1週間でWord、Excel、PowerPointの3つ全てを終わらせることも可能なレベルだと思います。