【ITパスポート】RFI/情報提供依頼書・RFP/提案依頼書

 ITパスポートの「RFI/情報提供依頼書・RFP/提案依頼書」に関するまとめです。

 当サイトにおけるITパスポート関連の記事は、「2022年度(シラバス6.0)にCBTで受験する」ことを前提に、勉強用として作成したメモをベースに公開しています。試験範囲の変更等には対応していないのでご注意下さい。

目次

調達計画

 業務の遂行に必要な製品やサービスを取り揃えるための購買活動を調達といい、システム開発を内部で行なうのか、外部に委託するのかなど、調達の諸条件を定義することを調達計画といいます。

 基本的な流れとしては、情報提供依頼書(RFI)→提案依頼書(RFP)→提案書→見積書→発注先企業の選定→契約締結、となります。

RFI(Request For Information)

 情報提供依頼書のこと。発注先候補となる企業に対し、基本情報、技術情報、製品情報など、一般的な情報提供を求めます。

RFP(Request For Proposal)

 提案依頼書のこと。発注先候補となる企業に対し、具体的な提案を求めます。一般的な記載内容は以下の通りです。

概要開発の目的と目標、課題、依頼範囲、予算、スケジュール
提案依頼内容提案システムの概要と構成、開発体制、成果物一覧、概算費用、運用内容、保守内容
その他選定スケジュール、評価方針

提案書

 RFP(提案依頼書)をもとに必要事項を記載した文書のこと。発注先候補となる企業は、RFP(提案依頼書)をもとに提案書を作成して依頼元企業に対して提案をします。依頼元企業は、提出されたRFP(提案依頼書)を評価して企業を選定する資料とします。

見積書

 必要経費や納期などを記載した文書のこと。発注先候補となる企業は、依頼元企業からの要求に対し、費用、支払方法、納期などを記載した見積書を提出します。

発注先企業の選定

 発注先企業の選定を行ないます。複数の企業に対して企画書やプレゼンを求め、提案内容を競争させる企画競争や、入札情報を公告して見積書の提出を求め、価格を競争させる一般競争入札といった方法があります。

契約締結

 発注先企業との契約を締結します。

実際に出題された問題

※問題文の著作権は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に帰属します。

令和3年春期 問33

コンピュータシステム開発の外部への発注において、発注金額の確定後に請負契約を締結した。契約後、支払までに発注側と受注側の間で交わされる書類の組合せのうち、適切なものはどれか。ここで、契約内容の変更はないものとする。

【ア】提案書、納品書、検収書
【イ】提案書、見積書、請求書
【ウ】納品書、検収書、請求書
【エ】見積書、納品書、請求書

【解説】調達計画はRFI(情報提供依頼書)とRFP(提案依頼書)に関することが非常に多いのですが、本問題のようなパターンもあります。とはいえ一般的な契約について考えれば、見積書を貰い、そこに決定し、契約し、請求書が発行され、支払いをするものです。本問題は請負契約を締結したあとのことなので、提案書や見積書といった書類が含まれる選択肢は除外できます。

令和2年秋期 問1

情報システムの調達の際に作成される文書に関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

調達する情報システムの概要や提案依頼事項、調達条件などを明示して提案書の提出を依頼する文書は[a]である。また、システム化の目的や業務概要などを示すことによって、関連する情報の提供を依頼する文書は[b]である。

a
【ア】RFIRFP
【イ】RFISLA
【ウ】RFPRFI
【エ】RFPSLA

【解説】情報提供を求めるものがRFI、提案を求めるものがRFPです。SLAはサービスレベル合意書なので、本問題とは関係がありません。

平成29年春期 問9

新しい業務システム開発の発注に当たり、発注元企業がベンダ企業に対して求めるべき提案事項として、最も適切なものはどれか。

【ア】現行システムの問題点
【イ】新システム開発の実施体制
【ウ】新システムの狙いと要件
【エ】提案内容の評価基準

【解説】RFPの内容を見たベンダ企業が発注元企業に回答する事項、を問われているので、解答は【イ】となります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次