簿記3級 勉強のコツ7つ

 本記事では簿記3級のコツを紹介します。人によってやり方考え方は異なるので絶対的なものではありませんが、参考になればと思います。

 当サイトにおける日商簿記3級関連の記事は、2021年度のネット受験用に作成した自分用のメモをベースに公開しています。試験範囲の変更等には対応していないのでご注意下さい。

目次

①全体の流れをつかむ

 会社を経営していく中で日々のお金の流れを帳簿に記帳していくのが簿記です。この中でも簿記3級は、個人事業や小規模な法人を対象とした基礎的な商業簿記ですが、例えば普段の生活でいう「現金」と簿記での「現金」は意味が異なりますし、そもそも消費者としての日々の生活では聞きなれない用語も多いです。

 合格するだけなら単なる暗記としてやっていってもできないことはありませんが、合格した後に仕事に活かすことなどを考えるとそれでは不十分です。自分が個人商店の経営者であることを想定して日々の取引をイメージすると、覚えやすいし実用的な知識が身に付くと思います。

②最初はスピードよりも正確さ

 試験時間60分で時間に追われるのか余裕があるのかは個人差があると思いますが、簿記の基本である仕訳のスピードに左右される部分が大きいです。ですが、問題によっては仕訳を1つ間違えると連鎖的にそのあとも間違った仕訳をしてしまうケースもあるので、まずはスピードよりも正確さを重視して勉強しましょう。仕訳は数をこなせば自然とスピードは上がります。

③電卓を用意する

 自宅で勉強する分にはスマホでも十分かもしれませんが、まずは簿記に適した電卓を用意することをオススメします。作業効率が全然違うというのもありますが、試験会場ではスマホの持ち込みはできませんし、会社の経理も普通は電卓を使用します。

 電卓といっても様々ですが、やはり機能面で簿記に向いているものとそうでないものがありますし、簿記検定においては持ち込みができる電卓には条件があります(いくつか定番の電卓を別の記事で紹介しています)。また、同程度の性能でもメーカーによって配列が違ったり、サイズやボタンの反応などもありますので、早めに電卓を決めてその電卓自体に慣れるというのも必要なことだと思います。

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④貸借対照表と損益計算書の構成

 簿記3級の一般的な勉強の順序としては、貸借対照表と損益計算書の「作成」は終盤で覚えるべき事項ですが、「構成」は最初に暗記しましょう。この構成と、次項の勘定科目とそれが5大要素のどれに当てはまるのかが理解できなければ、そもそも仕訳自体ができません。

⑤勘定科目と5大要素を覚える

 勘定科目には、基本となる5大要素(資産、負債、資本(純資産)、収益、費用)といずれにも該当しない一時的な処理のための勘定があり、どの勘定科目がどの要素に該当するのかは非常に重要です。貸借対照表と損益計算書の構成を覚えていても、どの勘定科目がどの要素なのかがわからなければ意味がありません。

 最初に一覧表を作成して暗記するのも1つの手ですが、簿記の勉強を始めたばかりだと科目名だけを見ても何のことかわからないものも多いと思うので、例えばノートをまとめる際に現金(資産)や仕入(費用)など、その都度勘定科目と該当する5大要素を併記しておくのがオススメです。

⑥勘定科目の省略表記

 簿記の勘定科目には名称が長いものや、短くても画数が多いものなどがあります。ある程度慣れてきたら、当座預金⇒当座もしくは当ザ、減価償却⇒減価もしくは減償など、自分なりの省略表記を使うと時間の短縮になります。

 但し、類似の勘定科目が混ざらないように注意が必要です。

例)受取手形と受取手数料
⇒一般的には、受取手形を受手と略すことが多いので、受取手数料は(受手料など)他の略し方を考える必要があります。

・減価償却費と減価償却累計額
⇒減価償却費を減価もしくは減償と略すことが多いです。減価償却累計額は減累などでしょうか。簿記3級では備品や建物を区別するために備品減価償却累計額のように表記することが多いので、略称としては備累、建累とする人もいます。

 実際の試験や会社の帳簿では通用しませんので、あくまでも自分用のメモとしてのみ使用するようにしましょう。

⑦数をこなすこと

 簿記に限ったことではありませんが、ある程度基礎的な勉強ができるようになったら、市販の問題集、模擬試験、過去問などを使って数をこなすことや、実際の試験問題の形式に慣れることも重要です。ネット試験が始まって試験時間や設問数等の変更がありましたが、基本的な試験範囲は殆ど変わっていませんので、ここ数年の過去問・書籍はまだ活用できます。

まとめ

 勉強のコツを7つ紹介しました。当サイトにおける日商簿記3級関連の記事は、2021年度のネット受験用に作成した自分用のメモをベースに公開しているだけなので数は少ないですが、他にも簿記に関する記事がいくつかあります。興味がありましたら是非ご覧下さい。

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