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【楽天経済圏】改悪続くもやめない理由 ポイント経済圏との付き合い方

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 単なるおまけではなく家計に影響を与えるレベルになったポイント制度。このポイントを通貨になぞらえて、それを使って商品の購入やサービスのやり取りが行なわれる世界を「ポイント経済圏」と呼称するのが一般的になってきました。その中でも不動の地位にいた「楽天経済圏」が荒れてきています。

目次

楽天経済圏の相次ぐ改悪

 楽天ゴールドカードのポイント制度変更、公共料金等の支払いにおけるポイント付与率の変更、対象金額の税込から税抜への変更、楽天証券(SPU)の条件変更、楽天モバイル0円廃止、楽天銀行+楽天カード(SPU)の条件変更と、ここ最近は楽天経済圏の制度変更(改悪)が目立ちます。特に楽天モバイルの0円プラン廃止は多くの人に衝撃を与えました。これらの制度変更によって楽天経済圏を離脱する人も増えているようです。

2022年7月4日に配信されたメールにて、2022年8月分を以ってお誕生日ポイントの進呈が終了するとのアナウンスがありました。

 私は今のライフスタイルが楽天ポイントとの接点が多い、総合的にはまだまだ楽天経済圏が使いやすい、といった理由から、全体として楽天経済圏を離脱するつもりはありません。不変のサービスなんてありませんし、大事なのは使い方というか使い分けなんじゃないかと思っています。

楽天ポイントとの接点

 私は元々コロナ禍以前からネットで買い物することが多いのですが、実店舗(共通ポイントが導入されている店舗)に関していえば、普段よく使う店舗は

  • ファミリーマート
  • ウエルシア
  • サンドラッグ
  • コーナン
  • GEO
  • マクドナルド
  • 吉野家
  • すかいらーくグループ

です。ウエルシア(Tポイント)とGEO(Pontaポイント)を除けば、楽天ポイントのみか楽天ポイントを含むマルチポイント(複数のポイントから選べる)です。楽天ポイントを貯めたいという理由で選んだわけではなく、自宅や職場近隣に店舗があること、品揃え、価格などを考慮して選んだ結果、楽天ポイントの加盟店が圧倒的に多かった、という状況です。これが楽天経済圏から離脱しないというか離脱できない理由の1つです。

総合的な使いやすさ

 楽天経済圏の中でも、特に金融・決済サービスについては総合的に使いやすいと感じています。

楽天銀行

 複数の金融機関で口座を開設していますが(仕事の関係で必要になって開設しただけの口座も多い)、メインバンクは楽天銀行(旧イーバンク銀行時代から使っている)です。

 今の時代銀行にお金を預けても増えないので、金利云々だけで考えれば正直銀行なんてどこでもいいと思っています。銀行選びで重視しているのは使いやすさと手数料だけ。

 使いやすさという点では、ネット専用銀行なので全ての取引がオンラインで完結します。今ではどこの銀行でも大体オンラインで取引できるのが当たり前の時代になりましたが、昔はネット専用銀行を選ばなければならず、イーバンク銀行を選択し、楽天銀行に変わってもそのまま使い続けています。

 最初はイーバンク銀行かジャパンネット銀行(現在のPayPay銀行)くらいだったと記憶しています。色々比較してイーバンク銀行にしたものと思いますが、詳しいことは覚えていません。

 手数料については、少なくとも今のところはハッピープログラムによって手数料優遇があるので、ATM(毎月数回)と振込(年数回)で手数料を払ったことはありません。

 楽天銀行の不便な点として挙げるのであれば、〇〇payにチャージするときです。普段は楽天ペイとPayPayを使っていますが、PayPayは楽天銀行と連携ができません(PayPayあと払いの引き落とし口座としては利用可能)。ただ、サブバンクがゆうちょ銀行(PayPayと連携可能)なので、PayPayのチャージに関してあまり不便はしていないという状況です。

 楽天ペイとPayPay以外は還元キャンペーンの時しか使わないのであまり影響はないのですが、LINE Pay、d払い、au PAYも楽天銀行不可です。

 現状としては、楽天ポイントも貯まりますし、ハッピープログラムによる手数料優遇が大きく変わらなければ他の銀行に乗り換える理由がないですね。

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楽天証券

 ネット証券の比較・ランキングサイトで必ず上位に出てくるのが楽天証券です。NISA口座の開設に対応している、取り扱い銘柄が多い、手数料が安い、各種ツールや情報(コラム)が多いといったあたりが人気の理由です。

 投資をやり始めたのはわりと最近の話ですが、元々楽天経済圏を利用していたことと、投資のメインが投資信託をNISA口座で運用することだったので、楽天銀行との連携も含めて他社より使いやすいかなと思って楽天証券で口座を開設し、そのまま継続中です。

楽天ペイ

 加盟店を急速に増やしたPayPayに比べると利用できる店舗は少ないかもしれませんが、基本的に大手チェーン店では大体どこでも利用可能なので、楽天ペイが使えなくて困るケースがあまりないです。また、楽天ペイの利用時に楽天ポイントを充当することも可能なので、期間限定ポイントも無駄なく消化できます。さらに、楽天ペイの基本還元率は1%ですが、ポイントを充当した分に対しても1%還元されます。

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楽天経済圏以外のサービスを使う

 楽天経済圏をメインにしているとはいえ、最近は楽天市場からはやや離脱気味です。楽天市場が悪いという話ではなく、特にスマホをY!mobileに変えてからPayPayの還元率を気にするようになり、結果的にYahoo!ショッピングの方が得になるケースが増えたから、です。

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 ほかにも電子書籍は他社サービスを利用しています。楽天グループには楽天Koboというサービスがありますが、こちらもY!mobile(PayPay)の関係もあってebookjapan(イーブックジャパン)で購入しています。

使い方次第

 最近は楽天の制度変更(改悪)が続いているので目立っていますが、他社も少なからずそういう部分はあります。

 ちなみに私は、過去楽天ポイントは毎年4万弱貯めていましたが、制度変更や他社のサービスに切り替えた関係で去年(2021年)は3万弱と1万ほど減りました。ですがその分他社の獲得ポイント(主にPayPay)が増えています。

 思い切って楽天経済圏を離脱するのも1つの手ですが、自分にとって都合のいいサービスだけ選んで継続していくのもありだと思いますよ。

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