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【複数のペイで使える】JPQRとSmart Code(スマートコード)は普及するのか

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 政府主導のキャッシュレス推進もあって、QRコード決済やバーコード決済が爆発的に増えました。これによって便利になった反面、加盟店としては複数の決済方法を導入しようとすると契約から管理までが煩雑になり、ユーザーとしては自分が使いたい〇〇ペイが使えるのかどうかわかりにくい、といった現状があります。このような不便さを解消するために始まったのが「JPQR」や「Smart Code(スマートコード)」です。

目次

JPQR

 総務省及び経済産業省が推進しているもので、現在は一般社団法人キャッシュレス推進協議会が管理しています。複数社ある決済QRコードを1枚のQRコードにまとめる(統一化する)ことで、複数社の決済に対応できるようにすることが目的です。

JPQR対応決済事業者

 2022年10月10日現在の対応決済サービスとしては、

  • d払い
  • 楽天ペイ(アプリ決済)
  • au PAY
  • FamiPay
  • ゆうちょPay

などがあります。(主要決済サービスのみ抜粋)

※PayPayは新規申込休止中。

Smart Code(スマートコード)とは

 クレジットカードのJCBカードで知られている株式会社ジェーシービー(東京都港区)が展開しています。JPQRに準拠していますが、複数の決済サービスを一本化して提供するなど、加盟店やスマホ決済事業者の負担をより軽くするものといえます。

加盟店側のメリット

 加盟店契約、設置端末、精算などの一本化が可能になります。

ユーザー側のメリット

 Smart Code加盟店では、Smart Codeに参画しているどのコード決済でも支払いができます。

Smart Code対応決済事業者

 2022年10月10日現在の対応決済サービスとしては、

  • au PAY
  • FamiPay
  • メルペイ
  • LINE Pay
  • ゆうちょPay

などがあります。(主要決済サービスのみ抜粋)

Smart Code対応加盟店

 2022年10月10日現在の加盟店としては、

  • コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど)
  • ドラッグストア(ウエルシア、サンドラッグなど)
  • スーパーマーケット(イトーヨーカドー、オーケーなど)
  • ホームセンター(コーナン、島忠ホームズなど)

その他多くの企業・店舗が加盟しています。

統一コードは普及するのか

 コードの統一はキャッシュレスの普及をに加速させ、利便性を向上させる可能性を秘めています。しかし現状、JPQRの場合はコードの統一化と売上管理画面が提供されていますが、審査や入金は各決済サービスごとに行なわれており、売上管理画面もPayPayや楽天ペイは非対応となっています。Smart Codeは主要決済サービスとしてはPayPayやd払いが対応していません。各社が足並みを揃えなければコードの統一化は成立しないわけですが、各社それぞれの思惑もありますし、なかなか難しいものがあると思います。

 キャッシュレス界隈の動きとしてポイント事業の統合(auとPonta)やコード決済の相互利用(PayPayとLINE Pay、楽天ペイとau PAY)もありましたし、個人的にはコードの統一が普及するより、既に乱立している決済方法そのものがある程度淘汰されるのが先ではないかと思います。

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