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【パソコン資格】事務職で活かせる資格
事務職は業界を問わず必要とされている職種ですが競争率が高いので、パソコンの資格を取得して他の応募者と差別化を図りたいところ。そんな事務職で活かせるパソコンの資格をまとめてみました。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、パソコン関係の資格では特に知名度の高い資格です。オフィスソフトのスキルをマイクロソフト社が資格認定する制度です。対象のソフトはWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5つです。詳細は以下の記事で解説しています。
日商PC検定
日商PC検定は、日本商工会議所が実施している試験で「文書作成」、「データ活用」、「プレゼン資料作成」の3つに分かれています。単純に「Word」、「Excel」、「PowerPoint」の試験だと思って下さい。受験できるバージョンは会場によって異なります。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)がどちらかといえばソフト自体の基本的な取り扱いを重視しているのに対し、日商PC検定は実務向けの内容になっており、ソフトの知識だけでなく経済や経営といった知識も必要になってきます。商工会議所が実施する公的資格として位置付けられていますが、やはりMOSに比べると認知度が低いです。
試験日程としては「毎月第3金曜日」を「商工会議所ネット試験統一試験日」と定めて実施しているほか、パソコン教室や資格学校などで随時実施されています。合格率は3種合計で3級が8割前後、2級が7割前後、1級が4割前後です。
Word文書処理技能認定試験/Excel表計算処理技能認定試験/PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
サーティファイが実施している試験で、対応するソフトごとに試験が分かれています。受験できるバージョンは会場によって異なります。
こちらもMOSより実践力が試されるタイプの試験で、素材データから分析表などの「完成物」を作成する出題形式です。実践的な内容という点で定評のある資格ではありますが、やはりMOSに比べると認知度が低いです。
試験は各都道府県の「随時試験会場」で行なわれますが、試験日程は会場によって異なります。エリアにもよりますが、会場数・日数ともにあまり多くはないなという印象。合格率は8割前後のようですが、あくまでも全体(WordとExcelは1~3級の合計、PowerPoint初級・上級の合計)での数字です。
Office関連でどれがいいかは人による
Office関連でどの資格を取るべきかについては、現在のレベルと今後の目標によると思います。
- 今までオフィスソフトにほとんど触ったことがなく、これから勉強を始める…MOS(基本操作が分からなければ他の資格は難しいです。)
- とりあえず履歴書の資格欄を埋めたい…MOS(知名度でこれに勝るものはないです。逆に他の資格は人事担当者によっては知らないこともあり得ます。)
- スキルアップなど上記以外…日商PC検定かサーティファイ(参考書などを見ながら求めるレベルに応じて選択しましょう。)
ITパスポート
ITパスポートは、情報処理推進機構が実施している国家資格です。ITを利活用する全ての人が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が問われる試験です。ITだけでなく情報セキュリティや情報モラル、企業コンプライアンス・法令遵守、経営戦略や財務などの経営全般、といった知識も問われます。
独占業務(その資格がないとできない業務)がないのでこれを取得したからといって特別有利になる資格ではありませんが、今や日常生活でもIT技術はなくてはならないものになっているので、勉強・取得して損はないと思います。
試験はCBT(Computer Based Testing)方式により、パソコン教室や資格学校などで随時実施されているので受験しやすい資格です。