簿記3級定番の教科書・参考書・問題集

2021年10月15日

　簿記3級の勉強をするにあたって定番の書籍を紹介します。資格試験は法改正なども含めて定期的に試験範囲が改定されるため、対応が早い資格学校関連の書籍をオススメします。

テキストの分類とレベル

　テキストは主に教科書・問題集・実戦形式（模擬試験・予想問題・過去問）に分類できます。全てのテキストが、というわけではないのとあくまでも個人的な感覚での話ですが、算数に例えると、

といったイメージです。本番は、本試験特有の言い回しや複合問題がたくさん出てきます。慣れていないとそもそも問題文を読んで理解するまでに時間がかかってしまいます。実際、教科書と問題集で勉強してから予想問題集を見ると問題の質が全然違うことに気付くと思います。

　実戦形式の問題については資格学校などがネットで配布している無料のものでも構いませんが、教科書や問題集での勉強が一通り終わった段階で必ず挑戦することをオススメします。問題に対する慣れだけでなく時間配分を考えたりするのにも有効です。

　見た目よりも内容といった感じの教科書タイプを探している方向け。簿記3級の試験にとりあえず合格できればいいというわけではなく、その先も見据えて網羅的に学習できるタイプの書籍。

　キャラクターや4コマ漫画などを使ったポップな感じの書籍。読みやすい反面、やや内容が薄い傾向があります。とりあえず合格できればいいという人には十分な量ですが、さらに上の級とかほかの会計系の資格に挑戦するにはやや不足。

　フルカラーで見やすく、でもそこまでポップな（緩い）感じではないバランスタイプ。

　資格試験あるあるですが、本試験特有の言い回しなどもあるためある程度は読解力や慣れが必要なので、模擬試験・予想問題・過去問などの活用も必須です。

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