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【パソコン資格】ITパスポートの概要とオススメの参考書
ITパスポート
ITパスポートは、情報処理推進機構が実施している国家資格です。ITを利活用する全ての人が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が問われる試験です。ITだけでなく情報セキュリティや情報モラル、企業コンプライアンス・法令遵守、経営戦略や財務などの経営全般、といった知識も問われます。
こんな方にオススメ
IT関係の広く浅くの知識を問われる入門用資格なので、これからIT関係を目指したい人はもちろん、今や日常生活でもIT技術はなくてはならないものになっているので、直接関わることのない職種でも勉強・取得して損はないと思います。
試験概要
試験内容はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野に分かれており、分野別評価点が1,000点中300点以上、総合評価点が1,000点中600点以上が合格ラインとなっています。
※IRT方式(解答結果から評価点を算出する)のため、1問10点という単純な配点では計算されません。
合格率
合格率は50%前後です。
試験日程
CBT(Computer Based Testing)方式により、パソコン教室や資格学校などで随時実施されています。なお、身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために、特別措置として春期(4月)と秋期(10月)の年2回、筆記による方式の試験が実施されています。
受験料
7,500円(税込)です。2022年4月1日実施分から改定されました。
オススメの参考書
要確認:シラバスのバージョン
IT業界は移り変わりが激しく、それに伴いITパスポート試験で取り扱う範囲・知識も大幅に変化します。2021年4月の試験からシラバスのバージョンが5.0になり、2022年4月の試験から同6.0となっていますので、テキストの出版年度及び対応シラバスのバージョンには注意してください。
よくわかるマスター ITパスポート試験対策テキスト&過去問題集(一例)
シラバスと同じ目次構成で体系的に学習できるテキストと、過去問プログラムで構成されています。過去問プログラムは過去8回分を収録し、自動採点機能(履歴が残せる)及び解説付きです。ザ・教科書タイプのテキストで情報量が非常に多く、初学者にはやや取っ付きにくい印象です。網羅率90%以上のテキストですが、枠外の参考なども含めての網羅率であることと、一部内容が不足している部分もあるので注意が必要です。
過去問プログラムはIPAの公式サイトでも配布されていますが、履歴が残らず解説も付いていません。ザ・教科書タイプは苦手な人も多いかと思いますが、とりあえずプログラム目当てで購入するのもありかと思います。
いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集(一例)
出題頻度の分析にかなり古い年度のものまで含まれているようで、章末などにピックアップされている過去問には10年以上前に出題された問題もありました。ここ数年の過去問では見かけなくなったようなものが頻出扱いされていたり、逆にここ数年で頻出するようになったものが載っていなかったりと、この1冊で合格できるのかはやや疑問です。また、索引の語数が少なく非常に不便です。後からこれ何だっけ?となった場合に探すのが大変です。
ただ、書き方というか説明の仕方、考え方といった部分では、ザ・教科書タイプのテキストに比べるとこのテキストの方がかなり読みやすいです。
みんなが欲しかった! ITパスポートの教科書&問題集(一例)
オールカラーでイラストや図解が多く理解しやすいので、初学者や2色刷りテキストが苦手な方に向いています。