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【簿記2級】連結会計:部分点を稼ぐ(目次)
簿記2級における連結会計関連のメモです。
連結会計
連結会計に悩む人はたくさんいると思います。私も簿記2級の受験にあたって連結会計が一番苦労しましたし、正直未だによくわからない部分も多いです。
しかし、連結会計は第2問で出題される可能性が非常に高い論点で(第1問の仕訳問題に出題される可能性もありますが)、もし仮にこれを全て捨てると決めた場合第2問の配点は20点なので、実質的には80点中70点の試験になるのでこれはこれで大変です。
そこで、とりあえず簿記2級に合格さえできればいいというのであれば、連結会計を全問正解するのは諦めて比較的簡単なところで部分点を稼いで0点にはしないという選択肢もあります。
特に難しい部分
連結会計の中でも特に難しいのは、「非支配株主持分」だと思います。連結会計は大きく資本連結と成果連結に分かれますが、ほとんどの場合において「非支配株主持分」が出てきます。なるべく簡単な所に絞って部分点を狙うのであれば、非支配株主、当期純損益(配当金含む)といった貸借対照表の純資産の項目に絡んでくる部分は避けた方が無難です。逆に「のれん」や「ダウンストリーム」は積極的に狙った方がいい分野です。
部分点を稼ぐ
部分点を取るために重視すると決めた範囲の勉強が終わった時点で、手元にあった紙ベースの模擬試験やネットで無料公開されている模擬試験から第2問が連結会計になっているものだけ集めて(全10回分)挑戦した結果は以下の通り。
連結貸借対照表・連結損益計算書 | 6点 |
連結貸借対照表 | 12点、12点、16点 |
連結損益計算書 | 該当なし |
連結精算表 | 6点、8点、10点、10点、12点 |
その他 (仕訳自体が問われる形式、勘定記入) | 18点 |
ちょっと特殊だと思われるその他を除外して9回の平均で10.2点です。連結会計は難関論点ですが、「満点は諦めて、部分点だけ取って0点にはしない」と割り切れば意外とそれなりの点数は取れます。配点で見ると8点取れれば仕訳問題2問分相当なので結構大きいです。
ちなみに、今回重点的に勉強した範囲は以下のページで紹介しています。