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キャッシングの返済方式 残高スライド、元金定額、元利定額の違いとは

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 カード会社、消費者金融、銀行のホームページを見ると、残高スライド、元金定額払い、元利定額払いなど難しい言葉が並んでいますが、これらは返済計画や最終的な返済総額に影響が出るものです。本記事では、主な返済方法について解説します。

目次

残高スライド方式と借入時残高スライド方式

 借入残高に応じて月々の返済額が変動(スライド)する返済方式です。例えば、

  • 借入残高20万円以下:返済額1万円
  • 借入残高10万円以下:返済額5,000円

の場合、借入残高8万円のときは返済額5,000円ですが、追加で10万借り入れすると借入残高が18万円になるので返済額は1万円、といった具合になります。

 実際の返済方法としては、これに後述する「元金定額払い」か「元利定額払い」を組み合わせて「残高スライド元金定額払い」などと設定されています。

残高スライド方式

 残高スライド方式は、〆日基準の借入残高に基づいてスライドさせる方式です。

  • 借入残高20万円以下:返済額1万円
  • 借入残高10万円以下:返済額5,000円
  • 毎月10日〆、15日支払

の場合、

  • 1日:借入残高15万円/返済額予定額1万円
  • 5日:繰り上げ返済により借入残高10万円/返済予定額5,000円
  • 10日:〆日/返済額5,000円が確定
  • 11日:新たな借り入れにより借入残高12万円/返済予定額1万円(次月分)
  • 15日:支払日/返済額5,000円

となります。

借入時残高スライド方式

 借入時残高スライド方式は、借り入れ直後の残高に基づいてスライドさせる方式です。

  • 借入残高20万円以下:返済額1万円
  • 借入残高10万円以下:返済額5,000円
  • 毎月15日支払

の場合、

  • 1日:借入残高15万円/返済額予定額1万円
  • 5日:繰り上げ返済により借入残高10万円/返済予定額5,000円
  • 11日:新たな借り入れにより借入残高12万円/返済予定額1万円
  • 15日:支払日/返済額1万円

となります。

元金定額払いと元利定額払い

 似たような言葉で非常にややこしいのですが、返済総額に大きく影響します。

元金定額払い

 元金定額払いは文字通り「元金が定額」で、元金に利息を追加した金額を返済します。

例)毎月の返済額が1万円の場合、返済額は1万円+利息で、返済後の残高は1万円分減る

元利定額払い

 元利定額払いは「元金と利息を足した金額」を一定の金額で返済していきます。元利定額払いは毎月の返済額が固定で計算しやすい分、元金定額払いより返済が長期化(返済総額が増加)します。

例)毎月の返済額が1万円の場合、返済額は1万円で、返済後の残高は1万円から利息を引いた金額分が減る

定率方式

 定率方式は、借入残高に一定の割合(定率)をかけた金額で返済していく方式です。ほとんど定額払いが採用されており、あまり気にしなくてもいいかもしれません。

まとめ

 金融商品によって利息の計算方式や毎月の返済額も異なるので、仮に同じ金利で同じ金額を借りたとしても返済期間や返済総額が変わってきます。金利や毎月の最低返済額だけに気を取られてしまうと、結果的に返済が長期化して返済総額が高くなるケースもありますのでご注意を。

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