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【簿記3級】対策:語群選択・語句記入問題(理論問題)
簿記3級第2問の出題範囲・形式となっている語群選択・語句記入問題(理論問題)に関するまとめです。
語群選択・語句記入問題(理論問題)
簿記3級第2問においては、語群選択・語句記入問題(理論問題)が出題される傾向にあります。これは、簿記の基礎的な知識(理論)が問われる問題です。
補助簿
補助簿の知識については以下の記事を参考にして下さい。
評価勘定
勘定科目には、基本となる5大要素(資産、負債、資本(純資産)、収益、費用)がありますが、このいずれにも該当しない勘定科目があります。その1つが評価勘定です。厳密には5大要素に分類できるものですが、扱いが特殊なものとなります。
減価償却累計額
資産のマイナスを意味する勘定科目です。建物や備品といった有形固定資産と組み合わせて使います。資産でありながら通常は貸方で使用します。
貸倒引当金
資産のマイナスを意味する勘定科目です。売掛金や受取手形などの債権と組み合わせて使います。資産でありながら通常は貸方で使用します。
資本的支出と収益的支出
建物の改修や修繕(修繕費)という文言とともに出題されることがあります。固定資産に対して使うものなので建物に限るわけではありませんが、ここでは建物を例に説明します。
資本的支出
資産そのものの価値が増えるような場合を資本的支出といい、建物(資産)で処理します。耐震、防音、防火工事等、耐用年数の延長や価値を高めることを目的としたものが該当します。
収益的支出
元々の耐用年数や機能を維持するためのものを収益的支出といい、修繕費(費用)で処理します。主に補修工事(壁や屋根など)が該当します。
三伝票制
入金伝票(借方が現金勘定の取引)、出金伝票(貸方が現金勘定の取引)、振替伝票(現金と関係ない取引)の3種類の伝票を用いることを三伝票制といいます。実際の試験問題では、問題文の中に「( )伝票」という部分があり、入金・出金・振替の3つから適切な語句を選ぶだけのパターンが多いです。
決算関連
試算表、精算表、損益計算書、貸借対照表に関する知識が問われる問題です。
試算表
月末や期末に作成されるもので、仕訳や、仕訳帳から総勘定元帳への転記が正しいか否かを検証するためのものです。総勘定元帳の勘定ごとに、借方の合計、貸方の合計をまとめた合計試算表、総勘定元帳の勘定ごとの残高をまとめた残高試算表、合計試算表と残高試算表を一緒にした表である合計残高試算表の3つがあります。
精算表
貸借対照表と損益計算書を作るために、試算表に決算整理の仕訳を反映したものです。
損益計算書
財務諸表の1つで、一会計期間における企業の経営成績を表したものです。
貸借対照表
財務諸表の1つで、一定時点における企業の財政状態を表したものです。