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【簿記2級】法人税等調整額と損益計算書 プラスとマイナス

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 簿記2級の税効果会計で出てくる法人税等調整額に関するメモ書きです。

 当サイトにおける日商簿記2級関連の記事は、2022年度のCBT受験用に作成した自分用のメモをベースに公開しています。試験範囲の変更等には対応していないのでご注意下さい。

目次

法人税等調整額と損益計算書

 損益計算書の表示科目である法人税等調整額ですが、プラスの場合もあればマイナス(△)の場合もあります。どっちだっけ?と悩む方もいるのではないかと思います。ここでは細かいことは別として、試験対策としてだけならとりあえずこれだけ覚えておけばプラス・マイナスで悩まないのでは?といった辺りをまとめた内容となります。

仕訳

 法人税等調整額の相手科目は、繰延税金資産か繰延税金負債です。仕訳の際は、

スクロールできます
(繰延税金資産)******(法人税等調整額)******
スクロールできます
(法人税等調整額)******(繰延税金負債)******

となります。

損益計算書の表記

 結論からいえば、

法人税等調整額が貸方の場合
※繰延税金資産と繰延税金負債を相殺した結果、繰延税金資産が残った場合
⇒マイナス(△)

法人税等調整額が借方の場合
※繰延税金資産と繰延税金負債を相殺した結果、繰延税金負債が残った場合
⇒プラス

になります。

法人税の前払いと未払い

 法人税等調整額の相手科目は繰延税金〇〇ですが、これは簡単にいえば、

繰延税金資産…法人税の前払い

繰延税金負債…法人税の未払い

となります。したがって、

スクロールできます
(繰延税金資産)******(法人税等調整額)******

であれば、法人税の一部を前払いしていることになるので、

貸借対照表…繰延税金資産は資産

損益計算書…法人税等調整額によって当期の法人税から前払い分を差し引くのでマイナス(△)

となります。

 逆に、

スクロールできます
(法人税等調整額)******(繰延税金負債)******

であれば、法人税の一部が未払いであることになるので、

貸借対照表…繰延税金負債は負債

損益計算書…法人税等調整額によって当期の法人税に未払い分を加算するのでプラス

となります。

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