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【一人暮らし】お米は何キロ必要?お米の消費量 保存方法
日本人の食卓に欠かせないお米。一人暮らしの場合、1ヵ月にどれくらい消費するのかを考えてみたいと思います。
お米の分量
お米1合は150gで、炊くと約350gのごはんになります。レシピサイトのクックパッドによれば、お茶碗1杯で約150g、大盛りの場合は200〜240gくらいが目安となっており、一般的なパックご飯も150gと200gの製品が多くなっています。したがって、お米1合=お茶碗約2杯分相当(お茶碗1杯=0.5合)ということになります。
お米の消費量
1食につきお茶碗1杯、1ヵ月を30日と前提して計算すると、
- 1日3食…1日1.5合×30日=45合(約7kg)
- 1日2食…1日1合×30日=30合(約4.5kg)
- 1日1食…1日0.5合×30日=15合(約2.3kg)
となります。
市販のお米のサイズ
一般的に市販のお米は、
- 2kg(約13.3合)
- 5kg(約33.3合)
- 10kg(約66.7合)
で販売されていることが多いです。
お米の購入頻度と保存期間
1日の消費量と市販のサイズから計算すると、
- 1日3食(1ヵ月約7kg)…10kgを購入して1.5ヵ月分とするか、5kgを購入して3週間分とする
- 1日2食(1ヵ月約4.5kg)…5kgを購入して1ヵ月分とする
- 1日1食(1ヵ月約2.3kg)…5kgを購入して2ヵ月分とするか、2kgを購入して1ヵ月分弱とする
といったあたりが目安になるかと思います。
お米の保存期間は精米から約1ヵ月(暑い時期は2週間、寒い時期は2ヵ月)程度が目安となります。1年間の中でも5月~10月は虫が発生しやすいので特に注意が必要です。
容量が大きいものを買った方が1kgあたりは安くなりますが、例えば1日1食(1ヵ月約2.3kg)の人が10kgのお米を購入した場合、消費するのに4ヵ月以上かかる計算になるのであまりオススメできません。
お米の保存方法
お米は直射日光や高温多湿に弱く虫がわきやすいので注意が必要です。オススメの保管方法は「密閉容器+冷蔵庫」です。
【絶対NG】買ってきた状態の米袋のままキッチンの流し台の下
「流しの下=暗くて涼しい」と思っている人が非常に多いようですが、買ってきた状態の米袋のままキッチンの流し台の下で保管するのは絶対にNGです。流しの下は湿気が多くなりやすいのでカビの原因になる、排水溝・洗剤の臭いがお米に移る(お米はにおいが移りやすい食品です)、買ってきた状態の米袋は虫に食い破られる、など、お米の保管環境としては最悪です。
【油断大敵】米びつに入れる
米びつならしっかりと密閉できるので、虫やカビの発生を予防することができる、簡単安心、という印象を持っている人が多いようです。しかし、例えば前回の古いお米が残っているとそこから虫がわくことがあるので、毎回きちんと清掃して乾燥させる必要があるので、意外と手間だったりします。
【ちょっと残念】買ってきた状態の米袋のまま冷蔵庫
お米の保管場所として冷蔵庫は最適なのですが、買ってきた状態の米袋のままというのはNGです。というのも、お店で陳列する際は米袋を積み上げることが多いのですが、このときに袋に空気がたまって膨らんでいると下の方に積んだ袋が重みで破けてしまう恐れがあります。これを防ぐために通気孔があるのです。買ってきた状態の米袋のまま冷蔵庫で保管した場合、虫の発生は防げるとしても、酸化や水分付着によるカビの可能性があります。
【理想】密閉容器+冷蔵庫
お米の保管方法として最適なのは、密閉容器に入れた上で冷蔵庫で保管することです。密閉容器は米びつのように専用のものもたくさん売られていますし、ジッパー袋やペットボトルでも構いません。
ちなみに、ペットボトルで保管する場合の容量の目安としては、500mlで3合、1Lで6合、2Lで12合です。お米はにおいが移りやすい、湿気に弱い食品のため、以下の点に注意しましょう。
- なるべく水や炭酸水など無臭の飲料が入っていたペットボトルを使用する
- 洗った後はよく乾燥させてから使用する
- 継ぎ足しはせずに使い切ること
まとめ
- 1日3食お米を食べる人(1ヵ月約7kg)…10kgを購入して1.5ヵ月分とするか、5kgを購入して3週間分とする
- 1日2食お米を食べる人(1ヵ月約4.5kg)…5kgを購入して1ヵ月分とする
- 1日1食お米を食べる人(1ヵ月約2.3kg)…5kgを購入して2ヵ月分とするか、2kgを購入して1ヵ月分弱とする
- お米の保存期間は精米から約1ヵ月(暑い時期は2週間、寒い時期は2ヵ月)程度が目安
- 1年間の中でも5月~10月は虫が発生しやすいので特に注意が必要
- お米の保管方法として最適なのは密閉容器に入れた上で冷蔵庫
一人暮らしの場合、1ヵ月にどれくらいお米を消費するのか、購入頻度の目安は?保管方法は?などについて解説しました。