アフィリエイト広告(Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなど)を掲載しています。
サイト内で紹介している広告の利用や商品を購入すると、売上の⼀部がフェンリルの備忘録に還元されることがあります。
コインスターと銀行、手数料はどっちが安い?
2022年1月17日(月)のゆうちょ銀行における硬貨取扱手数料開始に伴い、硬貨に関する手数料が何かと話題になっています。
コインスターとは
ポケットチェンジと似たようなサービスにコインスター(米国コインスター社、日本における代理店:株式会社アーキサイト)があります。こちらは外貨ではなく元々日本円硬貨を対象とし、設置店舗の商品の購入や紙幣との交換に使える「引換券」が発行されるサービスです。
コインスターの手数料
コインスターはポケットチェンジと違って手数料が9.9%発生しますが、銀行の硬貨取扱手数料と比べて高いのか安いのか。ゆうちょ銀行の手数料と比べてみたいと思います。
※ゆうちょ銀行(窓口)の手数料は50枚までは無料なので、51枚以上の硬貨を入金する前提で比較します。
まず、ゆうちょ銀行は硬貨の枚数に応じて手数料が定められています。一方コインスターは合計金額に対して手数料が定められています。
例)1円玉を1,000枚(1,000円分)入金した場合
ゆうちょ銀行の手数料は、硬貨の枚数が501枚~1,000枚に対して1,100円の手数料が設定されているので、1円玉を1,000枚(1,000円分)入金して1,100円の手数料を払うことになります。お金を入金しに行ってマイナスになるという事態に。
一方コインスターの手数料は、合計金額に対して9.9%の手数料が設定されているため、1円玉を1,000枚(1,000円分)入金すると手数料は99円なので、901円分の引換券が発行されます。
例)10円玉を100枚(1,000円分)入金した場合
ゆうちょ銀行の手数料は、硬貨の枚数が51~100枚に対して550円の手数料が設定されているので、10円玉を100枚(1,000円分)入金した場合、残るのは450円です。
一方コインスターの手数料は、合計金額に対して9.9%の手数料が設定されているため、10円玉を100枚(1,000円分)入金すると手数料は99円なので、901円分の引換券が発行されます。
例)500円玉を100枚(50,000円分)入金した場合
ゆうちょ銀行の手数料は、硬貨の枚数が51~100枚に対して550円の手数料が設定されているので、500円玉を100枚(50,000円分)入金した場合、残るのは49,450円です。
一方コインスターの手数料は、合計金額に対して9.9%の手数料が設定されているため、500円玉を100枚(50,000円分)入金すると手数料は4,950円なので、45,050円分の引換券が発行されます。
少額の場合は銀行よりコインスターの方が安い
上記はかなり極端な例ではありますが、銀行で入金すると手元にほとんど残らないばかりか赤字になるケースもある一方で、コインスターの手数料は定額ではなく割合なので少なくとも赤字になることはありません。硬貨の枚数は多いけど少額であるケースはコインスターの方が手数料は安く済みますね。