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ウルトラワイドモニターとデュアルモニターのメリット・デメリット
仕事でも普段使いでも、複数のアプリケーションを同時に開いて作業する場合は作業領域が広い環境が最適です。作業領域を広げるためにはデュアルモニターとウルトラワイドモニターという手段があります。本記事では、それぞれのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。
デュアルモニターとウルトラワイドモニター
デュアルモニターとは、2台のモニターを接続して使用する環境のことです。一般的に16:9のモニターで構成されることが多く、主に24インチから32インチまで幅広いサイズの組み合わせが存在します。
ウルトラワイドモニターとは、横長の大きなモニター1台で作業する環境のことです。一般的なモニターは16:9ですが、ウルトラワイドモニターは横が非常に広い21:9が一般的です。ちなみにこの縦横比はシネスコサイズとも呼ばれており、映画館のスクリーンとほぼ同じ比率です。
設置場所
24インチクラスでデュアルモニターにした場合、ウルトラワイドモニター1台とほぼ同じくらいのサイズになります。
モニターを設置するためのスペース(横幅)はどちらも同じくらいになるとはいえ、モニターの台座部分はウルトラワイドモニターであれば1台分で済みますが、デュアルモニターの場合は2台分必要になります。デュアルモニターはモニターアームを使用するという手もありますが、全てのモニターが対応しているわけではないのと、モニターアーム自体がそれなりに費用のかかるものなので、2台直置きで使っている方が多いのではないでしょうか。
また、機器が増えれば配線も増えるので、使用するコンセントの数やケーブルの本数といったあたりでも、ウルトラワイドモニターのほうがデスク周りがスッキリします。
画面のつなぎ目
ウルトラワイドモニターは1台で横幅の広いモニターなので画面のつなぎ目はありませんが、デュアルモニターは必ずつなぎ目があります。ベゼル(縁)が細いタイプも多いですが、つなぎ目がなくなるわけではありません。マルチタスクというよりゲームなど1つのものを大画面でという場合はウルトラワイドモニターのほうが適しているということになります。
価格
メーカーやサイズ等にもよりますが、ウルトラワイドモニター1台の場合と一般的なモニターを2台用意してデュアルモニターにした場合では、ウルトラワイドモニター1台のほうが価格が高くなる傾向にあります。
マルチタスク
複数のアプリケーションを操作する場合、特にフルスクリーンで作業する場合においては、デュアルモニターのほうが使いやすいです。
デュアルモニターは異なるタスクを別々のモニターに振り分けることができるので、アプリケーションウインドウを閉じたり開いたり最大化したりといった作業が楽に行なえますが、ウルトラワイドモニターは1台のモニターなので、アプリケーションウインドウをいちいち手作業で調整する必要が出てきます。
汎用性
デュアルモニターは2台のモニターを一般的には横に並べて使用しますが、モニターアームを使えば上下に並べることも可能です。
用途に適した選択を
デュアルモニターとウルトラワイドモニターにはそれぞれメリット・デメリットがあります。設置スペースや価格といった制約もありますが、ゲームのように1つのものを大画面で使いからウルトラワイドモニター、複数のアプリケーションを起動して効率的に作業したいからデュアルモニター、など、用途に適したものを選択しましょう。