【シリーズまとめ】マクロスシリーズ

マクロスシリーズとは

　SF・ロボットアニメ「超時空要塞マクロス」（1982年から1983年にかけて放映）とその続編、及び外伝からなるシリーズです。

プロトカルチャー

　マクロスシリーズにおける最も古い知的生命体の名称。人間とゼントラーディ、その後に登場する様々な種族は、プロトカルチャーによって生み出されたとされています。紀元前50万年をプロトカルチャー暦（P.C.）元年とし、シリーズによって新たな設定の追加や変更が行なわれています。

作中時系列

• マクロス ゼロ：2008年
• 超時空要塞マクロス：2009年から2012年
• マクロスプラス：2040年
• マクロス7：2045年から2046年
• マクロスF：2059年
• マクロスΔ：2067年
• 超時空要塞マクロスII：2090年

※以下の個別紹介は基本的に制作順です。

超時空要塞マクロス

　1982年から1983年にかけて放映。西暦2009年から2012年にかけてを舞台とし、宇宙戦艦マクロスと巨人型異星人ゼントラーディの戦いを描いた作品。全36話。1984年にテレビ版の設定や物語を再構成した劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が公開、1987年にその後の世界を描いたミュージックビデオ「超時空要塞マクロス Flash Back 2012」が発売。

超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-

　「超時空要塞マクロス」10周年を記念して1992年に発売されたOVAシリーズ。前作の約80年後となる西暦2090年代の地球圏が舞台とし、歌によってゼントラーディを操るマルドゥーク軍との戦いを描く。全6話。

マクロスプラス

　後述の「マクロス7」と並行して1994年から1995年にかけて発売されたOVAシリーズ。「超時空要塞マクロス」より約30年後の西暦2040年、人類初の太陽系外植民惑星エデンと地球が舞台。全4巻。1995年に、同作を再編集して新作カットを加えた劇場版「マクロスプラス MOVIE EDITION」が公開。

マクロス7

　前述の「マクロスプラス」と並行して1994年から1995年にかけて発売されたOVAシリーズ。「超時空要塞マクロス」より約35年後の西暦2045年から2046年にかけ、新マクロス級超長距離移民船団マクロス7と生命体プロトデビルンの戦いを描く。全49話+テレビ未放映3話。1995年にテレビ版の番外編として劇場版「マクロス7 銀河がオレを呼んでいる！」が公開、1997年にシリーズ15周年企画として2047年の辺境惑星ゾラを舞台とする後日談OVA「マクロス ダイナマイト7」全4話が発売。

マクロス ゼロ

　シリーズ20周年を記念して2002年から2004年にかけて発売されたOVAシリーズ。「超時空要塞マクロス」より前の物語。西暦2008年、古代星間文明種族プロトカルチャーの遺産「鳥の人」をめぐって争う地球統合軍と反統合同盟を描く。全5巻。

マクロスF

　シリーズ25周年を記念し、2008年に放映。「超時空要塞マクロス」より約50年後の西暦2059年、超長距離移民船団マクロス・フロンティアと地球外生命体バジュラの戦いを描く。全25話。2009年と2011年に、テレビ版を再構成して新たな物語として作り上げられた「劇場版 マクロスF」2部作（虚空歌姫～イツワリノウタヒメ～／恋離飛翼～サヨナラノツバサ～）が公開。

マクロスFB7 オレノウタヲキケ！

　シリーズ30周年を記念して2012年にイベント上映。「マクロス7」の映像をデジタル・リマスター化した上で再構築し、「マクロスF」の完全新作映像を融合させた劇場版。

マクロスΔ

　2016年に放映。「超時空要塞マクロス」より約60年後の西暦2067年、銀河系辺境域に存在するブリージンガル球状星団の移民惑星群を舞台とし、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の活躍と新統合政府からの独立を掲げる「ウィンダミア王国」との戦いを描く。全26話。2018年にテレビ版を再構成し、新作場面と新曲を加えた「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」が公開、さらに2021年には完全新作となる「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE！！！！！！」が公開予定。