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【意外な落とし穴】週休2日制と完全週休2日制の違い
就職・転職活動の際に、条件の一つとして休日が気になる方は多いと思います。企業ごとに設定された休日は異なりますが、代表的なものとして「週休2日制」があります。週休2日制とは具体的にどのような休みになるのでしょうか。
目次
週休2日制と完全週休2日制がある
週休2日制というと毎週必ず2日間休みがあると思われがちですが、週に2日の休みがない週もあるということに注意が必要です。これはどういうことかというと、実は「週休2日制」と「完全週休2日制」があるからです。
週休2日制
週休2日制とは、年間を通して1か月に1回以上、週に2日の休みがある制度です。したがって、1週だけ2日間の休みがあってほかの週は1日間だけというケースもあり得るので、必ずしも毎週2日間休みがあるとは限りません。
ちなみに、労働基準法では、「最低でも週1回は休日としなければならない」(第35条1項)という規定があるので、あまり現実的ではないものの、最大で12連勤が可能になります。
「月4回の休日があれば1項は適用されない」(第35条2項)という規定もあるので、法律上は最大24連勤も可能です。12連勤以上に現実的ではありませんが…
完全週休2日制
完全週休2日制とは、年間を通して週2日の休みがある制度です。土日休みのイメージが強いですが、ほかの曜日で固定されていても、曜日が固定されていなくても完全週休2日制に該当します。
祝日の扱いは企業によって異なります。求人票に「完全週休2日制」としか書かれていない場合、週に2日の休日は必ずあるものの、祝日は原則出勤という可能性もあります。
代表的な休日制度
休日の設定は企業ごとに様々ですが、よくあるパターンとしては、
- 週休2日制…1年間を通じ、月1回以上週2日の休みがあり、ほかの週は1日以上の休みがある
- 完全週休2日制…1年間を通じ、毎週必ず2日の休みがある
- 隔週休2日制…1年間を通じ、隔週で2日の休みがある(例:毎週日曜日と第1・第3土曜日)
- ○勤△休制…○日勤務して△日休みを繰り返す(例:3勤1休制⇒3日働いて1日休む)
などがあります。
休日にこだわる場合は、曜日も含めて求人票を必ず確認するようにしましょう。特に「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いは要注意です。
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