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意外と休みが少ない?「年間休日120日」は決して休日が多いわけではない

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 就職・転職活動の際に、条件の一つとして年間休日数が気になる方は多いと思います。企業ごとに設定された日数は異なりますが、一つの目安として「年間休日120日」があります。年間休日120日とは具体的にどのような休みになるのでしょうか。

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目次

1年間の休日日数

 まず最初に、1年間にどれくらい休日があるのかを確認したいと思います。その年によって多少前後はしますが、例えば2024年の場合、祝日が土曜日に被っている日が少ないので、振替休日を含む祝日の日数は14日間です。土日がそれぞれ52日間(104日間)あるので、合計118日です。

最低ラインは105日

 労働基準法では、企業と従業員の間で労働に関する特別な協定を結んで切る場合を除けば、1日の労働時間は8時間まで、1週間の労働時間は40時間までと定められています。1年間は52週なので、これによると1年間で労働できる日数は

  • 40時間×52週=2,080時間
  • 2,080時間÷8時間=260日

となります。1年間で260日まで働けるということは、1年間の最低休日数は

  • 365日-260日=105日

となります。これは、祝日及び世間一般的な長期休暇(年末年始、GW、お盆休みなど)が一切ないイメージです。厚生労働省の「就労条件総合調査」によると、令和5年調査における令和4年1年間の年間休日総数の労働者1人平均は115.6日となっているので、年間休日105日は平均より少ないことが分かります。

年間休日110日

 年間休日110日は労働基準法における最低ラインの105日に比べて5日ほど多いです。この場合、基本的に祝日は出勤で、週に2日の休み(104日)+年末年始やお盆休みが取れるイメージです。

年間休日120日

 年間休日120日は労働基準法における最低ラインの105日に比べて2週間ほど多く、前述の就労条件総合調査による平均よりもやや多い数字です。この場合、週に2日(104日)+祝日(振替休日を含む)でほぼ120日なので、年末年始やお盆休みは基本的に考慮されておらず、大体カレンダー通りの休みということになります。

休みを多く取りたいなら年間休日125日以上

 求人サイトでは検索条件に「年間休日120日以上」という項目が設定されていることが多く、これを強調している企業も多いです。この日数だと1年の3分の1程度が休みとなるため、ワーク・ライフバランスを保ちやすい傾向にあります。

 しかし、前述の通り「年間休日120日以上」は大体カレンダー通りの休みであり、年末年始やお盆休みは基本的に考慮されていません。年末年始やお盆もしっかり休みたければ、最低でも「125日以上」を強調している、もしくは別途長期休暇に関する記載がある企業を選ぶ必要があります。

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