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【キャッシュレス決済導入】カード決済端末系の大手4社

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 店舗にクレジットカードやQRコード決済といったキャッシュレス決済を導入することができるサービスを紹介します。本記事では、専用の決済端末を用いてキャッシュレス決済を行なうタイプのサービスを扱います。

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目次

概要

対応ブランドQRコード決済電子マネー対応OS
Square主要ブランドPayPay交通系
iD
QUICPay
など
iOS
Android
Airペイ
(※)
主要ブランドd払い
PayPay
au PAY
など
交通系
iD
QUICPay
など
iOS
STORES決済主要ブランドWeChat Pay交通系iOS
Android
楽天ペイ主要ブランド楽天ペイ
au PAY
など
交通系
iD
QUICPay
楽天Edy
nanaco
WAON
など
iOS
Android

※Airペイは、クレジットカードや電子マネー対応のAirペイと、QRコード対応のAirペイ QRにサービスが分かれています。同時申し込み可能です。

導入費用・月額費用

 導入時の費用としては、専用の決済端末が必要となるため端末代金が発生しますが、キャンペーンで0円になっていることが多いので実質無料で導入できる場合がほとんどです。これ以外には、必要に応じてレシートプリンターなどの周辺機器を導入する場合はそれらの費用が別途発生します。月額費用については、各社とも無料です。決済ごとに手数料が発生するタイプです。

対応OS

 専用の決済端末は基本的に対応しているスマホもしくはタブレットに接続して使用します。本記事で紹介しているサービスの中では、AirペイだけがiOS専用で、その他のサービスはiOS及びAndroidで利用可能です。

 なお、POSレジアプリと連携して使用する場合は、サービスの組み合わせによって対応OSが異なりますのでご注意下さい。

 楽天ペイはiOS及びAndroidで利用可能ですが、グループ内でPOSレジアプリが提供されておらず、他のPOSレジアプリを導入して連携する形となります。例えばPOSレジアプリの「スマレジ」はiOS専用のため、「楽天ペイ×スマレジ」で利用するのであればiOS端末限定となります。

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決済手数料

 決済手数料は、同じサービスの中でも決済方法(もしくはブランド)によって変動します。以下は主要決済方法・ブランドのみの手数料です。消費税や端数処理の都合により、多少の差異は発生します。

サービス決済手数料
Square3.25~3.95%
Airペイ3.24~3.74%
STORES決済1.98~3.74%
楽天ペイ3.24~3.74%

 Squareは決済手数料がやや高いです。その他のサービスは3.24~3.74%が一般的ですが、電子マネー(交通系)に限りSTORES決済が業界最安値(1.98%)です。

入金サイクルと手数料

 サービスによって入金サイクルが異なるほか、振込先として登録している銀行によっても入金サイクルや手数料が異なることがあります。

サービス入金サイクル手数料
Square翌営業日
水曜日締め、金曜日振込
※銀行による
無料
AirペイQR以外:月3回もしくは6回(※銀行による)
QR:月末締め、翌月最終営業日
無料
STORES決済自動:翌月20日
手動:翌1〜2営業日
自動:無料
手動:無料/200円(※金額による)
楽天ペイ楽天銀行:自動で翌日(曜日を問わず)
その他:手動で翌営業日
楽天銀行:無料
その他:330円

オススメ

 総合的に、楽天ペイかAirペイがオススメです。

楽天ペイ

 対応している決済方法の種類が一番多く、iOSとAndroidの両方に対応しています。本記事で紹介した中では、唯一流通系電子マネー(楽天Edy、nanaco、WAON)に対応しているサービスです。
 また、「日本マーケティングリサーチ機構 ブランドのイメージ調査(2021年12月)」や「2021年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査のQRコード決済」などでNo.1を獲得しています。

 主要な決済方法としては、d払いとPayPayに対応していません。また、グループ内でPOSレジの提供がないので、外部サービスとの連携が必要になるといった辺りがマイナスポイントです。

楽天ペイ
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Airペイ

 同一グループ内で決済サービスとPOSレジが両方提供されているので、連携がスムーズです。また、2022年秋以降に楽天ペイに対応する予定となっており、主要な決済サービスのほとんどに対応できます。

 流通系電子マネー(楽天Edy、nanaco、WAON)に対応していません。また、対応OSがiOSのみとなっています。

個人的な印象

 個人的に契約して利用したことがあるSquareと楽天ペイに関する印象です。

 Squareはグループ内で色々なサービスを展開していますが、管理画面等が非常にわかりにくく動作が重たいです。

 楽天ペイは総合的に使いやすいサービスではありますが、唯一の難点は申し込み・審査に手間が掛かるという点です。特に取り扱う商材が複数ある場合は、まずはメインの商材で申し込みをし、審査通過後に他の商材を追加申請(こちらも別途審査)する必要があります。また、一部の商材はQRコード決済の対象外となっています。

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