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【最後の砦】コンビニの灰皿は消えるのか
受動喫煙防止をめぐって、全席禁煙の飲食店が増加し、コンビニ店頭の灰皿撤去も進んでいます。特にコンビニ店頭の灰皿についての議論が激しくなってきていますが、何故これほどの議論になるのでしょうか。
大きな理由は3つ
1つ目は、路上喫煙の規制。受動喫煙防止をめぐっては、かなり早い段階から各自治体が路上喫煙を禁止する方向で動き出しました。特に駅周辺などを中心に規制がされています。基本的に禁止区域外での喫煙は可能ですが、当然灰皿が設置されていないので携帯灰皿は必須、さらに周囲の人の目が気になるという現状があります。
2つ目は、家庭内でも特に子どものいる家庭(部屋)では吸いにくいという点。自治体によっては子どもがいる部屋での喫煙を禁止する条例も。
3つ目は、指定喫煙所の撤去が進んだこと。元々は受動喫煙防止や環境美化(歩きダバコをしながらのポイ捨て対策)などで設置された指定喫煙所ですが、市民からの苦情でこの指定喫煙所も撤去が進んでいます。
密閉式の喫煙所
以前は飲食店も店内禁煙の代わりに店頭に灰皿を設置しているケースも多くありましたが、今となってはコンビニとタバコ屋の店頭くらいで、喫煙者にとってはもはや最後の砦状態。
そこでクローズアップされるのが、煙が漏れ出さない密閉式の喫煙所です。しかしこのタイプは設置できるスペースが限られており、十分なスペースが取れない駅前やコンビニ店頭などでは設置できませんし、そもそも費用も高額で、国や自治体が補助金を出そうものなら喫煙者のためだけに多額の税金を使うのかという反対も多く出てきます。
海外では屋内の喫煙についての規制は多いものの、屋外については日本ほど厳しい規制をしている国は少ないようで、屋外の規制が先行して屋内での規制が遅れた今の日本の喫煙規制は世界的には異例。
最後に
私も喫煙者なので肩身の狭い思いをしている一人ですが、吸う人も吸わない人も気持ち良く生活できるような環境を整備してほしいと思っています。